私はミシンを数台所有している。

何十年も使ってたが、使い辛くなってしまった。

そんな私の話を聞いた父が、ミシンを買ってくれた。2018年の頃だった。

父には悪いが、新しいミシンは自分で稼いだお金で買いたかった。

そんな、独りよがりな自分の思いをかき消すかのように、父に買ってもらったミシンを夢中で使った。

ミュージシャンの衣装は👕👖🎩数え切れないくらい縫った。

ある日、親戚の遺品🧵刺繍糸が大量に届いた。

未使用💸三万円位？する糸である。

糸を消費する為、最新式のミシンを購入した。多機能だったが、刺繍をする時だけ使った。

メインはあくまでも、父に買ってもらったミシン。

(父に)ミシンを買ってもらった事を、後悔しなくて済むよう、使い続けた。

この秋🍂父から貰ったミシンを、兄の家に譲る事にした。

兄の家に行ってしまうと、使用頻度は減るだろう。

でも、父に買って貰ったミシンは、小学生の姪っ子と過ごした方が、年数的には長く使って貰えるはず。

若い頃、バイトを掛け持ちして頑張っても、一番買いたかったミシンを買う事は出来無かった。

あの時代のミシンは高かった。

今は以前より安いので、買いやすくなったが、、、、

私はミュージシャンが好きだ🫶

彼 彼女らも、揃えた道具の行く末を🥹考えたりするのかな？ 

あの世には持って行けないし、誰かに受け継げたら良いよね。

そんな事を考えてしまった、、、

おおきなお世話か〜(^^;)

2023年8月🌙

私が制作したトンボ柄の浴衣が🎙️銀座の老舗ライブハウスのステージに上がった。

今回 初めて👘角帯とタスキを一緒に作った。

ライブ当日、観に行く事が出来無かった為、後日📸snsに上がった写真で👀確認させて貰った。

写真を撮って下さった方には、本当に感謝しているm(_ _)m

洋服地では考えられないお話だけど、、、

着物地の場合🚹🚺男物と女物がある。

男物の反物で、女物の衣装を作る事はok👌

なのに、

女物の反物で男物の衣装を作る事は、やってはいけない、(古臭い理由があって)タブーとされている。

今回の衣装、タブーとされている事をやっている。

私は、過去の衣装制作でも、度々タブーを行って来た。

何処までがokなのか？それは、時と場合によるのかも知れない。

　

でも私は、

ミュージシャンの皆さんに👘🕶️自由に着飾って「お客さんに見せる事」を、めいいっぱい楽しんでもらいたい。

衣装制作者を大切に思って下さるミュージシャンもいれば、そうでも無い方も…… 

あまり考え無いようにして来たが、時々辛くなって来る。

そんな私に大きな話が舞い込んで来た。

2022年12月7日、渋谷のライブ会場で一人のミュージシャンから温かい言葉を頂いた。

「日本武道館での単独公演を行う時は、衣装を作って下さい。長年応援して下さる、小さな会場に足を運んで下さっている方が作った衣装を着て、ステージに上がりたいです」

その日から、私の目標は「2030年の日本武道館のステージに衣装を上げる事」になった。

腕を磨かなきゃ！

健康で居なきゃ！！

大きな目標は、私を元気にさせてくれた。

ありがたい思いを胸に、もうしばらく衣装制作を続けて行きたいと、心から思った。

ライブ衣装を作り始めたのは、2014年。

これまで、18名のミュージシャンが🎤実際にライブで着用して下さってます。

ホームページ右上の 三 の印をタップすると、衣装の写真を見る事が出来ます。良かったら見て下さいm(_ _)m

以前、衣装を見た方から「だっせー！殺意抱くわ」と言われてしまった事もあり、毎回気が気では無い(-_-)

衣装がステージに上がる度に👕「サイズは大丈夫？」「着心地は？」「ステージの雰囲気に合ってる？」「お客さんの反応は？」と、ライブ視聴どころでは無くなってしまう(⌒-⌒; )

なるべくパターン化し過ぎないように、飽きられないように、形を変え🧵色や柄にも、こだわって制作を行ってます。

季節衣装、曲のタイトル名や歌詞に合わせた衣装を考えるのは、楽しい。けど、通常よりも材料費がカサむので💸大変💦

私は、日々働きながら暮らしている。遠方のライブ会場に行く事は、出来無い。

衣装が私の元を離れて、誰かの物になった時点で、自分とは関係無いと言い聞かせているけど、遠方のライブ会場で着用された衣装の話を知る度に「連れて行って貰った👕」って気持ちを抱いてしまう(>_<。

連れて行ってくれてありがとう。着て下さって ありがとう☆*:.｡. 

そして、私の衣装制作に興味を持って下さった皆さん👘このホームページを見て下さった皆さん、ホントにありがとう💫